2013年6月15日土曜日

親に万一のことがあったら

両親も70代半ばを過ぎ完全に後期高齢者に入った。
正直な話、父親は今のところ何もないが母親は高血圧の家系だし実際に降圧剤を飲んでいる日常なので、万一と言わず千一くらいの感じで何が何時起きても特に不思議なことは無いわけです。
幸いにして今のところは元気ですが、80近くなってくると子供としても親に何かがあることを意識しなければならないというのは当然ですから、その日のことや万一の時に備えておかなければならないのですが親に面と向かってそういった時のことを話すことはナカナカできませんし、親側からの話しかけを、、、と言う状態なのですが、あの親がそういったことを話すとはとても想像できません。w
遺産などというものはハッキリ言って全く要らないし想像もしていないのですが、何かの間違いで息子の私に支払い義務が生じるような事態も発生しないとも限りません。基本的には間違いなく小額の遺産しか無いのは間違いないのですが、両親のうち保険や貯蓄などの事を考えているのは間違い無く母親だけですし、あの世代の田舎者の財形に関する知識などというものは基本的に「絶無」に近いので、兎に角そういったものの一覧表というものも作成しておいていただくだけでもその後の処理などがスムースにいくのでしょうが、、、まあ、無理ですね。w
毎年110万の暦年贈与なども両親にはまず無関係ですし、結局は猫の額のような家の土地だけが遺産と呼べるものになるのでしょうが、人口の減少著しいこれからの日本、九州の田舎など間違い無く土地の値段も二束三文となっていくに違いありません。噂に聞く、お隣韓国の土地売買の現状がそういう事態になっているらしいのでそれの後追いをするだけのことでしょう。
あとは、体の自由がきかなくなってきた時の両親への対応も考えるのですが、特養などもそんなに簡単に入所できるものでもありませんし、それ以外だと家に両親を受け入れて介護することになるのでしょうがそれとて精神的肉体的な限界が当然ありますから楽な選択ではありません。
超高齢化社会を迎える日本、身近に色々な実例が大量に出てきて勉強する手間暇は減るのかもしれませんが、多くの病院に「社会的入院」と呼ばれる人達が激増していくであろうことは日の目を見るより明らか。全体の医療水準、介護給付水準を下げない限り、どこかで日本という国の医療システムに経済的な破綻が起きてくることは間違いないでしょう。
それこそ「贅沢を言っている余裕はない」という事態がもう来ているのだと思います。
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