2012年12月5日水曜日

爆弾投下

これまでに数回書きましたが、私が勤める大学で、ある一つのコースを部分的に共同で受け持つポーランド人PIに要請され、今回のEvidence Based Dentistryにおいて私が担当したCase Control Studyの部分の試験の講評を行いました。
与えられた時間は15分でしたが最初から10分以内に収めるようにして生徒の気持ちが間延びしないように設定したスライドを準備しました。私の前には同僚の日本人PIであるH先生がグラントプロポーザルの練習部分に関して厳しい、厳しい講評をガツッと行いまず燃料投下。(笑)前から見たポーランド人PIのほうはかなり厳しい表情だったと後でH先生には伺いました。
さて、それを引き継いだのは私です。黒をバックにした見やすい簡潔なスライドを四枚準備。導入部は今年のEvidence Based Dentistry全体の悲惨さを象徴するキーワードHAVOC「大混乱とか破壊と言う意味w」(コレはVCUのアスレチックを代表する男子バスケットの標語でもあります)を大きな文字で提示。コレがまず大受け。
実は学生からは大量のメールが私のところに届いていて、全部が全部このポーランド人が設定した授業の酷さを文字通り「詰(なじ)る」文言のオンパレードであることを知っていましたし、他の5人のPIも、もうこのオバちゃんの思いつきによる「勝手な」シラバス変更と、物事を纏めきれない頭の悪さに翻弄されまくっていたのでテストに関する講評を手短に行う途中、得点の分布などを示しながらも、ここぞとばかりにこの授業の問題点をあちこちに散りばめた説明も行いました。
終了と同時に学生達から拍手。特に男子学生からは最前列に座っているポランド人PIに当てつけるかの如き盛大な拍手をする輩も居ました。(笑)
個人的な感想は一言で言うと「は~~~、スッキリした~~!」という言葉に尽きますね。来年以降は絶対にこのPIとは仕事はしないし、我々が大きく改善した授業を導入することを「改めて」決意した日となったのでした。
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