2012年5月15日火曜日

時間の無駄

昨日も書いたように、今日も地獄のつまらなさ。(笑)
とりあえず仕事を持込み、しこしことそれを続ける。耳をそばだてて話者の話を聞いていたのだが、内容のあまりのつまらなさに唖然。それでいて、基礎科学の予算をもっと学部として獲得することに専念せねばならないとか一生懸命話すのには片腹痛い思いだった。そんなこと言う時間があったら、我々を直ちにこの場から開放してオフィス、ラボに戻してください。(笑)
大体、リサーチの現場感覚のない人間がリサーチに対して何らかのプランを練るということ自体がそもそもの間違い。運転免許を持たないで自動車評論家は務まらんのと一緒でしょう。(まあ、もっとも無免許でも車は走らせることが出来るでしょうが、痛い目にあった時の社会的、経済的、法的制裁はどでかいですよね。)
グラントをとった経験があって、グラントの申請がどんなもんで、研究とは一体どういうふうに日常的なサイクルで行われているのかというような研究者なら知っている「ごくアタリマエのこと」が皮膚感覚として身についていない人に、そんなことを語らせてどうしようというのでしょうかね。
そんな事だからダメなのですという、全く逆説的な話になりますが、これに近いことは大なり小なり多くの大学で起きているのではないかと推測されます。もっとも、その人がビジネス感覚に優れた人なら話は別で、グラントの申請その他のことに関しては詳細なコンテンツ等関係なく、優れたアプローチはどうあるべきかということに関して多くの手助けを行う方法があるのですが、これはそのチーフの腹の据わり方とセンスの問題ですからね、、、。
我々の場合、残念ながら、多くは期待出来ません。(笑)ビジネス感覚を持つ人を研究所のトップに持ってこれるところは幸せです。orz
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