2010年12月23日木曜日

こんにゃくゼリー問題と自己責任


官僚の規制するものには碌なもんがね~な、と思うのは俺だけでは無いはず。
弱小新規官庁消費者庁の存在意義自体が不明。省庁を横断して消費者を守るという大義名分を果たすことも「全く」無いままでとりあえず国民の税金を使うことだけはいつも忘れず、毎月確かにやってくれてます。
以前から長い間話題になっていたマンナンライフの蒟蒻畑、いわゆる各種有る「こんにゃくゼリー」を喉につまらせ窒息死するという問題です。これに対して消費者庁様が大学の所謂「有識者」と呼ばれる御用学者を使ってだした結論が下の写真。暇なんですね。600万ももらってこれかい。
このサイズが安全らしいです。(笑)
では以下に食物の窒息に関する調査結果。「食品による窒息の現状把握と原因分析」調査についてを見ると、こんにゃくゼリーなんていうのは窒息に限ってみても、全然、餅やご飯、団子、飴などとは比べるべくもない低リスク食物なのだ。さらに詳しい結果はここにあるPDFで解る。


蒟蒻畑の消費量は年間1世帯10個
餅の消費量は年間1世帯55個(蒟蒻畑の5.5倍) 
蒟蒻畑は21億個に1人死亡 13年で3人死亡、
餅は1.64億個に1人死亡 13年で2200人死亡(蒟蒻畑の733倍) 
死亡数でも、死亡率でも圧倒的に餅が危険

日本という国は本当にますますガキの国になっていくのか。羊の群れ、そして群れ、群れ。何か有ったらフェンスを張っていなかった自治体が悪い、プールに入ったクソ餓鬼ではなく、フェンスが破れていたのを放置していたのが悪い?子どもが勉強しないのは学校の先生が悪い?こんな親に育てられたら電車の中で化粧をして何も感じない、携帯で話をしても何も感じない、子どもが列車の中で走りまわっても注意されることもない「馬鹿」な子どもが育つのは当然か。責任は家族と本人である例がほとんどでしょう?何故、いつも誰か他に悪者を見つけないといけないんですかね?怒りのやり場がない?金でも取らないと怒りが収まらない?子供と老人には食わせるな、窒息の危険アリときちんと書いてあっても、そのこんにゃくゼリーを買ってきて子供の手が届くところ置いておいたのはその親であり、前回の一歳児の窒息事故でも買ってきて、かつ凍らせて、一歳児に食わせた、、、。事故にあった子供さんには申し訳ないですけど、食わせた婆ちゃんには一言、言いたいよ。

「あんたバカ?」


これは会社の責任じゃなくて、一種の尊属殺人でしょう。それともお笑い訴訟大国アメリカのようにアメリカのニュースで笑われるような理由で馬鹿げた訴訟でも連発しますかね。
お客様は神様ではなく、単に馬鹿にされる消費者に成り果ててしまったみたいで、、、。いつまでたっても飼いならされて、囲いの中で飼われることで安全であろうとする羊達。しかし、実際には世論調査の結果を見る限りでは、日本人は世論誘導をしようとする勢力ほど落ちぶれてはいないようです。
では一体このバッシングを助長し続けているのは、、、やっぱりマスゴミか。(笑)
調査元:http://release.center.jp/

2chでは以下のような超簡便なレポートが。w
368 :名無しさん@九周年:2008/10/08(水) 23:39:54 ID:MHUURxMQ0 

XX(47)の一人息子、R君(7歳くらい)が学童保育所で出されたエースベーカリー社の蒟蒻ゼリーを喉に詰まらせて死亡。 
↓ 
XX、蒟蒻を与えた保育士と市を訴え…では金がロクに取れないので、エースベーカリーを訴えて7500万円をゲット。 更に、「どこの会社のものでも次に死亡事故起こしたら蒟蒻ゼリー永久製造販売禁止」の条件を呑ませる。 
↓ 
兵庫県の婆さんが、1歳の孫に凍らせた蒟蒻畑まるごと1個食わせて死亡さす。 
↓ 
モンスターXX、色めきたって先のエース社に契約の履行を迫ると共に、 蒟蒻ゼリー撲滅運動の一環として国民消費者センターだかなんだかと共に野田聖子大臣に全ての蒟蒻ゼリーの販売禁止を陳情。 
↓ 
モンスター大臣野田、マンナン社長を呼びつけ販売中止を自主回収を要請。 
↓ 
今に至る。 

小人閑居して不善を為す、役人閑居して民間事業を潰す


※ゲゲゲの女房・本日124話

5 件のコメント:

norinori さんのコメント...

small Gさま

わかる!そうですよ、食べなきゃいいのよ。
いったい何を解決したいのか意味がわからない・・・大事な税金使ってなにしてるんでしょうね。有識者だか何だか知らないけど、まず世間の常識を「ご研究」された方がよろしいかと・・・思うのは私だけ?

small G さんのコメント...

いつも書いてる時は「筆が滑って」勢い良く書いてしまって、、、。あとで少し後悔、の繰り返しですが、まあ、売文で飯食ってる訳では無いので書きたい放題は許してください。(笑)でも、本当にこのこんにゃくゼリーの話だけはどう考えても納得いかないのです。norinoriさんもいろいろなところで出てくる「有識者」と言われる人間の胡散臭さを嗅ぎとりませんか?実は個人的にこの手の有識者がどのように選定されるかという内部情報を直に審議会に呼ばれた人間から自嘲気味に聞かされたことがあるので、その「お役所設定」の仕組みが見えてしまうのです。
norinoriさんも役所やマスゴミの「選び出した」有識者というのには気をつけて下さい。(って、もう知ってましたね。(笑))

norinori さんのコメント...

small Gさま・・・

そうですよね~胡散臭いですよね~、有識者が話し合って「こんにゃくゼリー」で死なない方法でも作り出すすもりなんですかね~?結論は出てますよね。
きっとお役所はいらない団体作ったり決まらない会議をして予算を使い果たしたいんですよね。優雅な老後を送るための資金を有識者によっぽど援助したいんでしょう。
潤沢な研究費を求めて優秀な研究者がどんどん海外に出ていくのに危機感を持つ有識者はこの国にはいないようですね・・・。

匿名 さんのコメント...

たまたま見つけたので今更ですが・・・
知れば知るほど、日本の過保護を痛感します。
そもそも、一口で食べれないと認識できれば飲み込まず吐き出すはずなのです。
なのに飲んでしまうのは、かじりとって一口大を学習するという経験をさせていない親が悪い。
熱中症も一緒で、暑い中校庭で立たせた学校が悪いのではなく、3歳までにクーラーの効いた涼しい部屋で育てたから汗をかく感染が発達せず、汗をかけないから熱中症になるのです。
そこそこ厳しく育った子は、暑くても倒れたりしないし、蒟蒻畑も飲み込まないと思います

small G さんのコメント...

こんな古い記事でも検索ヒットされると読まれる方が居られるのですね。
しかし、このときのこと思い出しました。
今でも私の基本的な考え方は変わらずです。
子供の亡くなったルサンチマンを商品製作者にぶつけて潰す。
これを基準にするならば、パンは世界中で最も危険な食べ物になります。でもそれを販売禁止にしろって言ったらその人はアレな人と思われて終わりですが、マンナンライフなら・・・ということです。