2010年10月14日木曜日

激怒しながら・・・

朝から我が大学の緊急連絡網を使ったアラートシステムが私の電話を鳴らす。
普通は演習用に月一位しか鳴らされないものなので、何だと思いつつもテキストを読んでみるとネット関係の全システムダウン!とのアラート。JESUS!w
先日も書いたばかりだが、本当に個々のネットのサーバの不安定性はシリアスレベルの問題だ。
大体が余裕を持ってNIHのR21を最終的に提出しようとしていた矢先にこの事態。ネット上に保存しているデータの保存から他の研究者とのコミュニケーションにいたるまで、断絶が起きるのは許されない。今や研究者にとってネットというのは人にとっての血管と一緒なのだ。
データ検索、データ解析、物品注文、他の研究者との討論、グラントの提出など、全てネット。
これがきかないというのは「お前は今日はそれらのすべてが出来ないという」のと同じことです。しかも最近は電話もネットフォンなので、電話も使えません。
実験はできますが、手足を紐で縛られているようなものです。
それでも、、、今日は共同研究者のH先生と二人で昼過ぎから私のオフィスに籠りきりで、連続四時間休みなしのグラントのRESEARCH STRATEGY部分の最終訂正作業を行った。
本当に息を止めての作業だったが、やはり討論を繰り返しての作業は非常に建設的。
興味の範囲が重なる有能な研究者との共同研究と討論こそはなんといっても科学の醍醐味というべきものだと思います。

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