2010年3月1日月曜日

家の寿命

家の床下にある冷暖房用のダクトが破れて、その効率が著しく落ちているのでこれを取り替えなければならないのですが、なかなかそれ用の材料を手にいれることが出来ない。オリジナルに近い物は売っているのですが、そのものドンピシャリ使える代用品というものがなくてかなり困っている。
家を補修改修していつまでももたせるというのは少なくとも日本との対比では際立って普通の事であり、よっぽど難しい修理でない限り、水道ダクト改修、床の張替え、トイレの交換、タイル貼り、ブロック積み、ほぼ何でも自分で皆やっている。無論これはうちだけではなく、多くの家庭で弾せ、そして時には女性もこういう事をやる。
この前日本に帰って試しにそれ(DIY)をどれほど普遍的に日本で行うことが出来るのかとその手のホームセンターに出かけていったがまあ、見事に期待を裏切られた。案の定、その手の仕事というのは工務店や営繕の業者用のものでもなく、なんとなくどっちつかずの便利ショップ的な役割しか果たせないレベルのものだった。まあ、それが日本的なシステムだからそれを求めても無理というものだろうが、個人的には寂しかったですね。

日本では家は年々歳々価値がなくなっていくという。
しかしここでは家を綺麗に保つ限り、新居よりも中古住宅が高く売れたりするのは「ごく普通」のことです。日本もそうなれば家にもう少し愛情を持って接することができるのでしょうが、、、。(流石に車はそうは行きませんが、値落ちの幅が低いのも特徴です。)

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