2008年12月13日土曜日

グーグル依存

GOOGLE(グーグル)依存。

そう言い切ってしまって良い位今の私はグーグルのウェブアプリ群に依拠した活動を行っている。例えば、今書いているこの文章だが、私の場合はグーグルドキュメントに色々と書き込み、それを適宜ピックアップしてこうしてブログに貼り付けて、少し文章に手を入れて投稿すると言うのが通常の作業になっている。
また、他の研究関係の文章の校正、推敲もコラボが出来るという事がハッキリした時点でこちらのほうに移行してしまった。現時点では機能の不足と言う点から未だ表計算とプレゼンテーションの機能は活用する迄には至っていないが、自分が必要とする最低限の機能が揃った時点で、そちらのほうに仕事の場が移行していくのは時間の問題と思われる。ノートとドキュメントは単に文章の長さだけで分けており、ウェブクリップを丸ごと貼り付けてリンク切れに対処できるのも本当に便利だ。研究上の文献検索も、データの処理も本当にここ十年で綺麗にウェブに移行してしまった。ランタイムの信頼度と便利さと言う意味ではやはりメールもグーグルのほうが私には便利だ。特に大学のメールサーバはMSのActiveXか何かの機能を使っているために、ロータスノーツ単体でメールを遣り取りせず、ウェブメールを使用するとき良く送信エラーが発生する。特にこの現象は二つ前のバージョンから顕著で、ノーツを使う意欲を削ぐ嫌な現象だ。
安心のためにデータのコピーを取り敢えずメールに添付して自分に送っておくと言うのは誰でもしておくことだと思うのですが、これが本当に7ギガの保存空間とあいまって私には非常に役立っているし、他の学生達も重宝しているようだ。
メールのフィルタリング機能の秀逸さも特筆すべきものだろう。本当に毎日毎日飽きもせず、迷惑メールは大量に舞い込んでくるが、迷惑メールを受信トレイの欄自体で見る事は本当に年に一回有るか無いかというレベルでありこれは今までのどの単体メールソフトにも勝てない特徴だと思う。マップの検索機能もそうだし、それが電話の上に出てくるのも良い。更にはグーグルアースで自分の日本の実家が鮮明に屋根の色や車の大きさまで判るのには本当に舌を巻いてしまった。おまけにグーグルの持つYOUTUBEも、面白すぎる。これだけの機能を我々が使って取り敢えず表面的には無料と言うのもまた良い。
ただし、我々は全てのプライバシー情報をこの会社に間接的にも直接的にも渡してしまっていると考えたほうが良いと思う。幾ら会社の規約でそのようなことはしていないと言われても、情報機関やその他の機関と合同で捜査されれば我々グーグル依存の人間達の日常生活など「丸裸」なのだと言う事。まあ、それを調べてもらうだけでも如何に危険でない人間かはすぐに解るかとは思いますが。(笑)最後の抵抗として、グーグルのクロームは使わないようにしていますが、この抵抗線もどこまで保たれるのやら、、、。
何かが便利になると何かは犠牲になる。ビッグブラザーはそこに居るのでしょうね。

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