2008年12月9日火曜日

携帯電話、車のデザイン

日本の皆さんの携帯、きっと高機能のカッコイイ携帯だと思います。

少なくとも私が使っている携帯よりは!

しかし、私が使っている携帯が特にアメリカで酷く遅れた物でもなんでもない携帯なのです。私の携帯は二年前に手に入れたsamsung t209です。どうです!悲惨でしょ?(笑)勿論カメラなんてついていないし、滅茶苦茶立ち上がりや入力にもっさり感のある電話です。だからといって持っていても周りの人の携帯とそれほど差も有りません。
こちらでの携帯、私の周囲の人はメインはほぼノキアとサムスンもしくはLG、そして少しお金に余裕のある人やビジネスマンという感じだとブラックベリーや iPhoneを使っている人たちがいます。ところが去年日本に帰ってビックリ。日本の携帯のデザインと機能の素晴らしい事、素晴らしい事。まあ日本の国内だけにいるとそうだとは気づかないのでしょうが、日本の携帯のデザインの豊富さとアップデートの早さには「工業立国」という言葉を贈って表彰するのが当然だと思いました。何やら日本ではそんな携帯の事を「ガラパゴス化した」等と言って、世界で戦えないだの何だのと喚いてるようですが、「少しは自国の物を褒めろよ?」と言いたいです。いかにサムスンやエリクソンがシェアを誇っていようが、私にとってはこの国の携帯はデザインも機能もiPhone以外はほぼ「糞」です。本当の「糞」。良くこんな酷い物に値段なんて付けるよなという様なシロモノです。こんな物でも人が受け入れてお金を払っているのですから、日本製品の優秀さは本当に一桁違うと言いたいです。こっちで売っている携帯なんてデザイン的にも機能的にも、もう「完全に」20世紀。しかもどいつもこいつも十年前の「ゼロ円携帯」よりいかなる点でも酷いのです。やっぱり商売の仕方を間違ったんでしょうね。性能では完全に勝っているのに、スタンダードに乗れなかったという事で世界に弾かれてしまった日本の携帯。その異常に高機能でデザインの優れた電話をこのデザイン力「マイナス」の国アメリカで使えるようにしてくださいな、、、。(涙)
二年契約も終了し、家族三人分の携帯をT-モバイルからVERIZONへ変えようと思っています。デジタルCOVERAGEに変わるので、通話音がクリヤに成る事を祈って。
物のデザインと言えば、アメリアに十年前についた日にある間借りを一時的にしていたおばさんの家のテレビで見たCMで私はこけました。ポンティアックグランダムだったのですが、まずテレビに一つ古いモデルのポンティアックが出て来て、次の瞬間それがビヨーンと数パーセント横にゴムのように延びるとともに台詞が、、、「WIDER IS BETTER!」これ、私には大いに笑えました。アメリカの車作りの思想はこの一言の中に凝縮されていると思ったのです。デカイ車を作り、そのデカイ車を早く動かす為に更にでかい7~8リッターのエンジンを積み、安いガソリンで走らせる。結局これだけの事なのです。もう完全に「馬鹿丸出し」何ですが、まあ筋肉で出来た脳味噌を持つ連中には大受けで、「力持ち=正義」という実に何度もアメリカが繰り返して来た過ちが車の製作(政策)にも応用されただけです。今、ビッグスリーと言う老巨木がめきめきと大きな音を立てて倒れようとしていますが、まあ、時代の変化を読めなかった企業は恐竜のように進化の絶頂で絶滅するのでしょうか。(ここ十年は進化してなかった様な、、、。)更に笑ってしまうのはメジャーな自動車雑誌が未だに(今週号でさえ!)馬鹿のように燃料を食うカマロや、コルベットの記事を連載し続けている事で、もう傍目で見ながらも「お前ら頭の中大丈夫?」と心配してあげたくなります。ハイブリッド車の記事にしても、GMが2011年に出してくると言われるVOLTを除けば、これまたばかでかいトラックの燃費を良くする為にハイブリッドを使ったりして、間抜けな事底無しです。「車自体を小さく軽くした上でそれにハイブリッドを載せろよ!」と言いたいのですが、まあもう遅いでしょうね。こんなCEOに信じられない高給を払い続ける会社に未来が無いのはまあ、水が上から下に流れる程「自然な事」だと思います。

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